AI時代の子どもの未来はどうなる?保護者が抱く不安と、その正体について【第1回】

AI時代の不安と向き合う教育コラムのアイキャッチ画像 教育コラム

AIの進化が進む中、「仕事がなくなる」「人間は必要なくなる」など、少し不安になる言葉を耳にすることが増えました。
本当にそんな未来が来るのでしょうか?
この連載では、AI時代に子どもたちがどのように生きていくのか、そのヒントを分かりやすくお伝えしていきます。

◆【第1回】AI時代の不安と向き合う

― この先、子どもたちはどう生きていくのか ―

最近、「AIが仕事を奪う」「人間は必要なくなる」など、少し極端な言葉を耳にする機会が増えました。
忙しい毎日の中でも、ふと
「これからの時代、うちの子は大丈夫なんだろうか…」
と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

SNSやニュースでは“未来の怖い部分”ばかりが切り取られ、
本当のところが見えにくくなっています。


■「AIに仕事を奪われる?」よくある不安の正体とは

SNSで語られる「AIに仕事が奪われる不安」の特徴

結論から言えば、
そのような未来にはなりません。

ただし、
私たちの「当たり前」は確実に変わっていきます。

実際にAIが得意な領域・不得意な領域とは?

・同じ仕事でも求められる力が変わる
・ただ覚えるだけの学習の価値は下がる
・「人にしかできない部分」に価値が集中していく

静かではありますが、すでに始まっている変化です。


■AI時代でも“人間にしかできない力”の価値が上がる理由

AIが得意なのは 「速い・正確・大量」。
しかしAIにはないものがたくさんあります。

AIでは代替できない、人間が持つ5つの力

・感情
・倫理観
・価値観
・人を思いやる気持ち
・“自分で決める”という意思

これらはすべて、人間だけが持つものです。
そしてこれからの時代ほど、価値が高まっていく部分でもあります。


■子どもがこれから身につけるべき力は何か?

ここが一番気になるところですよね。
ただ、その答えは今回のテーマを締めくくる“次回のお話”につながっていきます。

少しだけヒントをお伝えすると──

“自分で考える力”がなぜ最重要なのか

「答えを教える」よりも、「自分で考える経験を増やす」こと。

この小さな積み重ねこそが、AI時代を生きる子どもたちの大きな力になります。

「自分で考える力」 →当塾の教育方針はこちら

家庭でできる小さな習慣の例

詳しくは第2回でじっくりお話しします。


● 次回予告

第2回:AIって怖い?それともチャンス?
未来の見え方が変わる“正しいAIの理解”とは。