学習方針

塾長からのご挨拶

山本豊彦塾長

30年以上学習塾をさせて頂いておりますが、この長い期

間に「勉強が好きだ」という生徒さんに出会ったことはあまりありません。

「勉強して何の役に立つの?」

期末テストの勉強をを懸命にがんばっている生徒さんが質問してきました。子供は勉強することにそれなりの疑問を感じています。「なぜ勉強しなければならないの?」かを...。

では、なぜ勉強しなければならないのでしょうか。
期末テストで良い点数をとるためでしょうか?
自分の将来のためでしょうか?

いずれも正しいことかも知れませんが、私は次のように考えます。

勉強することで「学力」がつきます。ここで言う学力とは次のようなことです。

「学力」という漢字をあえて訓読みすると「学ぶ力」となります。「学ぶ力」は、

「自らが学ぼうとする力、考えようとする力」のことで「自分の力で努力する」

ということと同義語なのです。言い換えれば、「自立心」ということになります。

つまり、「自ら学ぼうとする力=考えようとする力」=「自立心」の芽生えとなります。

「学力」という二つの文字には「自立心」という意味が込められているのです。学力すなわち自立心が

育たなければ人間としての進歩、成長はおぼつかないことでしょう。

勉強は、この自立心を向上させるために必要な特効薬の一つです。また「勉強」という漢字をよく見ると「強いて勉める」とも考えられます。このことは「勉強はむりやりに努力することだ」と伝えています。ですから「勉強は嫌いでも努力しなければならないもの」と考えても不自然ではないでしょう。勉強は嫌いでも良いのです。勉強という薬は苦いもの、「良薬は口に苦し」という言葉もあるくらいです。

嫌いな勉強を我慢して続けることで自立心が培われてくるはずです。「勉強が嫌いでも我慢してがんばる」と言う姿勢、この姿勢こそ大切なのです。

世の中は、自立心のある人を待っています・・・。当塾では、勉強という手段を通して、この「自立心」を育てるべく、塾生一人一人にエールを送り続けております。

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